こんにちは！
今回は、ビブラフォンに関して、以下の内容を紹介します！
- ビブラフォンの構造
- ビブラフォンの役割や特徴
- ビブラフォンの魅力
是非最後までご覧ください！
参考にしている教則本はこちら！
ビブラフォンの構造 モーターが付く唯一の鍵盤打楽器！
ビブラフォンとは、このような楽器です！
金色のモデルと銀色のモデルがありますが、金属でできている音板が特徴です！
各部の詳細
ビブラフォンの各部の紹介です！
各部がどのような役割を果たしているかを理解しましょう！
- 音板：演奏する際に叩く部分。黒鍵と白鍵に高さの差がない。
- 共鳴管：音板の音を響かせる役割を持つ。共鳴管の上部に「はね」があり、これらが回転することで音のうねり（ビブラート）を表現する。
- モータースイッチ：共鳴管上部についている「はね」を動かしたり、動く速さを変更したりできる。マレットでON/OFFを変更できるモデルもある。
- ペダル：楽器を響かせる際に使用する。ペダルを踏んでいない状態では、サウンドコラムが固定されている。
ビブラフォンの特徴 ペダルとモーターの操作で音色が変化！
ビブラフォンの特徴は次の２点です！
- ペダル操作によって音の長さを表現できる！
- モーター操作によって音色の表現が可能！
順番に紹介します！
ペダル操作によって音の長さを表現できる！
ビブラフォンの特徴の１つに、楽器下についているペダルが挙げられます！
ペダルを操作することによって、演奏した時の音の長さを変えることが出来ます！
基本的に打楽器は、叩いた音は音量が小さくなりながら消えていきます。
しかし、ビブラフォンは金属製の音板であることから、音の持続が非常に長い楽器であり、ペダルを踏んだ状態で演奏すると、１０秒以上は音が響き続けます！
ピアノのサステインペダル（音を延ばす時に使用するペダル）と同じ効果が生まれます！
このペダルを上手に使用することによって、次のような演奏表現が可能です！
- スタッカートやスラーなど、その他の鍵盤打楽器では表現が難しいアーティキュレーション
- ４分音符と８分音符などの音の長さの違い
マリンバやシロフォンなどは音を持続することができず、グロッケンは演奏者の手で音を止める必要があります。
※最近の楽器では、グロッケンにもペダルがついていて、音の長さを調整できるモデルも存在します。
その為、ビブラフォンは、意図的に音の長さを変化させるのに向いている楽器です。
モーター操作によって音色の表現が可能！
ビブラフォンには、音板の下（共鳴管の上部）にモーターで動かす「はね」が付いています。
「はね」が回転することによって、演奏した音の振動を変化させ、ビブラートを表現することができます！
この「はね」による音色がビブラフォンの名前の由来とされています！
演奏した音に揺れが発生することによって、より魅力的な音色を表現することが可能です！
ソロの演奏や、アンサンブルの演奏ではもちろん、吹奏楽の演奏でも頻繁に使用します！
また、モーターの回転数は演奏者で調整することが可能で、つまみによる操作の為、演奏中でも簡単に変更できます。
回転数による違いは、簡単に感じることができるので、実際に演奏する曲ではどの回転数が良い響きを得られるかを研究してみましょう！
ビブラフォンの魅力 表現方法が豊かで様々な曲で活躍！
ビブラフォンの魅力は次の通りです！
- 幅広い演奏表現が可能！
- 様々なジャンルの音楽で活躍できる！
順番に紹介します！
幅広い演奏表現が可能！
ビブラフォンには、他の鍵盤打楽器には備わっていない機能が多く存在するため、ペダルやモーターを上手に使用することで、他の鍵盤打楽器では表現できない方法で、より多くの曲を演奏することができます！
音色の違いを表現するための方法が他の鍵盤打楽器よりも選択肢が多い事は、ビブラフォンならではの魅力です。
主な鍵盤打楽器では、音色の変化をマレットを変えることによって表現します。
ビブラフォンはその他の選択肢として、次のようなものがあげられます。
- ペダルを踏むかどうか。踏むのであれば、どのくらいの強さ加減で踏むのか。
- モーターを使用するのかどうか。使用する場合は、モーターを回す速さはどの程度にするのか
ビブラフォンならではの機能を使用することで、どのような演奏効果が生まれるかを研究してみましょう。
様々なジャンルの音楽で活躍できる！
ビブラフォンは、その他の楽器よりも比較的新しい楽器です。
オーケストラが全盛期を迎えていた時代には存在しませんでした。
しかし、近代以降なオーケストラ作品では、クラシック音楽の中でもビブラフォンの演奏機会は多く、
吹奏楽作品でも主要鍵盤打楽器として活躍しています！
また、クラシック以外の音楽ジャンルでも活躍する楽器で特にジャズ系の音楽では、鍵盤打楽器の主役に君臨します！
日常で聞こえてくるBGMにおいても、ジャズの音楽ではビブラフォンで演奏している音楽が多いので、是非意識して聞いてみてください！
ビブラフォンは奥深い演奏が可能！
今回は、以下の内容を紹介しました！
- ビブラフォンの構造や仕組み
- ビブラフォンの特徴や役割
- ビブラフォンの魅力
打楽器演奏者も指導者も、これからの活動や練習に役立ててください！
基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです！
以下のサイトで販売しているので、ご活用ください！
基礎練習の取り組み方や練習メニューなどを、オンラインレッスンでアドバイスしています！
より上手に演奏できるようになりたい方は、是非お試しください！
詳しくは、以下のページで説明をしています！
過去の記事もご活用ください！
参考にしている教則本はこちら！
