打楽器の基礎練習⑥ ダブルストロークを上手に演奏しよう!

基礎練習

こんにちは!

今回は、ダブルストロークを取り扱った基礎練習について紹介します!

この記事では、

  • ダブルストローク練習の取り組み方
  • ダブルストローク練習の効果
  • ダブルストローク練習のポイント

これらについて知ることが出来ます!

日々の練習に生かしてみてください!

ダブルストローク練習の取り組み方

今回紹介する基礎練習は、以下のような楽譜です!

こちらを参考にダブルストローク練習をしてみてください!

練習を行う手順は以下の通りです!

  1. ダブルストロークが確実にできるテンポを確認する。
  2. 上記のテンポで通して練習する
  3. 少しずつテンポを早くする。

特に最初の段階で行う確認では、以下の点を注意すると良いでしょう!

  • ダブルストロークの基本的な奏法ができているか
  • 腕の振り(ストローク)が1回になっているか
  • 指や手首、腕に無理な力が入っていないか

 それぞれの基本的なストローク(ダウンストローク、アップストロークなど)については、過去記事で紹介しています!

こちらの記事を合わせて確認してみてください!

 また、マルチストロークの基礎練習も公開しているので、一緒に練習してみてください!

ダブルストローク練習による2つの効果

ダブルストロークの練習をすることで得られるメリットは次の通りです。

  • 指や手首の使い方が理解できるようになる!
  • オープンロールが演奏できるようになる!

 順番に紹介します!

指や手首の使い方が理解できるようになる!

ダブルストロークでは、指の使い方が非常に重要です。

指が正しく使えることによって、力まずに安定した2つ打ちを演奏することができます。

力まずに演奏できるようになると、様々なテンポでダブルストロークの演奏が可能です。

スネアドラムではもちろんですが、マリンバなどの鍵盤打楽器でもダブルストロークが必要な場面があります。

演奏の仕組みを正しく理解できていると、他の打楽器でも応用しやすいです!

また、スネアドラムやドラムセットなどの演奏技術にパラディドルという演奏方法があります。

吹奏楽で使用する頻度は少ないですが、習得しておくと様々な面で活躍する技術です。

このパラディドルもダブルストロークを使用する演奏方法です。

パラディドルに取り組む前に、基礎となるダブルストロークの演奏技術を正しく習得しましょう。

オープンロールが演奏できるようになる!

オープンロールの習得は、この練習を続けていくことで得られる大きなメリットです。

最終的には、練習するテンポを早くしていくのですが、100~120くらいで演奏できるようになると、オープンロールに聴こえてきます。

ダブルストロークを早く演奏することで、オープンロールになるので、この基礎練習がそのままオープンロールの練習になります。

今回紹介している基礎練習は、16分音符の演奏とダブルストロークを演奏する部分が交互に変わります。

腕の振りが同じ感覚で続く分、ダブルストロークの指や腕の使い方に集中して練習に取り組むことができます。

すぐにできるようになる基礎練習ではないですが、正しい演奏方法で練習を続けていけば、必ず演奏できるようになります。

継続して練習に取り組みましょう!

ダブルストローク練習における2つのポイント

ダブルストローク練習をする時に意識するポイントは、次の2点です!

  1. ストロークを確認しながら練習する!
  2. 脱力を意識する!

順番に紹介します!

ストロークを確認しながら練習する!

マルチストロークの演奏方法にはコツが必要です。

正しい演奏方法を最初の段階で習得しなければ、上達のスピードが遅くなってしまいます。

まずは自分でダブルストロークが確実に演奏できるテンポを探しましょう!

この基礎練習を楽譜を見ただけで取り組もうとすると、16分音符が演奏できるテンポで演奏を初めてしまいがちです。

最初の段階では、テンポ40より遅いテンポでやると良いかもしれません。

上記の速さでは、拍子を数えるのが難しいと思います。

テンポ60~80程度でメトロノームを鳴らし、その音が8分音符だと考えて練習すると丁度良いと思います。

練習の際には、メトロノームを必ず使用して欲しいので、指定のテンポで演奏しにくい場合は、今回のように使用方法を工夫しましょう!

継続して練習に取り組む!

ダブルストロークを上手に演奏できるようになるまでには時間がどうしてもかかります。

オープンロールを無理なく演奏できることが目標であるならば、目標を達成するまでに2つの壁を乗り越える必要があります。

  • ダブルストロークの腕や指の使い方が安定しない壁
  • 演奏のテンポが上がらない壁

最初の壁は、通して演奏できるようになるまでに時間がかかってしまうことを意味しています。

譜面が演奏できるようになることを目標にするのではなく、正しい奏法で演奏できることを目標にしましょう。

2つ目の壁は、演奏できるようになってしばらくした時に感じます。

テンポを早くして演奏すると、自分の思った演奏ができなくなってきてしまい、あるテンポをきっかけに奏法が崩れてしまいます。

テンポが速くなればなるほど、脱力や指の使い方を研究していく必要があります。

この2点が意識できるようになれば、ゴールは近いです。

少しの練習量でも良いので、継続して練習を行い、ダブルストロークを演奏する感覚を身につけていきましょう!

まとめ

この記事では、ダブルストローク練習について紹介しました!

日頃の練習に是非生かしてください!

基礎練習と並行しながら、様々な曲の練習をするのもオススメです!

以下のサイトで販売しているので、ご活用ください!

過去の記事もご活用ください!

参考にしている教則本はこちら!

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